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英国にとっての問題はEU離脱より社会主義復活

ブル-ムバ-グ
労働党首コービン氏は「われわれの社会で最も裕福な人たちは節税や優遇措置、租税回避地を利用してきた。それはいつ終わってもおかしくないと私は言いたい」と語った。
弁護士や税務顧問によると、富裕層が最も恐れているのは1970年代以降最も社会主義的な政権がコービン氏の下で誕生する事態だ。労働党政権誕生を想定する万が一の計画が、今やEU離脱に備える計画を上回っているという。
外国人に限らず、一部の個人は英国を去る準備を進めている。2017年の労働党マニフェスト政権公約)で富裕層に厳しい立場が主張だけから実現の見込みのある政策に移行してから、移住計画を立て始めたという。
労働党は鉄道を含め一部産業の国有化を目指している。影の内閣財務相を務めるジョン・マクドネル氏は、従業員250人以上の企業が労働者に配当を支払うため株式の最大10%相当をトラストに移管する計画を発表した。従業員1人当たり500ポンド(約7万4400円)の上限を超える部分については政府に納めるとしている。メイ首相は同計画を批判した。


共産主義は素晴らしい!」
「でも、いきなり共産主義に移行するのはムリ」
「だから、社会主義を経由して共産主義を目指そう!」
まさか、英国民もまさか共産主義には賛同しないだろう、っていうのは我々の思い込み。英国の国民投票でEUを離脱しないだろう、って思っていたのは勝手な思い込みだった。
国労働党の党首に選ばれた労働党社会主義者コ―ビン氏。党首選挙では当初穴馬でしかなかったが、彼の社会主義的政策が若者の圧倒的支持を受け、党首選では全体の60%という驚異的な高い支持を獲得して、労働党最左派の候補者がはじめて党首となった。
コ-ビン氏は極めて左翼的です。
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