fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ファンダメンタルズ派がテクニカル分析するとこうなる

私fxdondonは普段チャ-ト図に線を引っ張り、テクニカル分析など行わない。
そんな奴が何も考えずに線を引くと、こうなる。
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しかし、少し考えてみると、こうなる。
ただ単に、2008年の推移を2019年に当てはめてみただけですが(笑)

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ゴールドマン・サックス
米国の経済成長減速、利上げ停止、金融市場の変動性の高まり、日本銀行の景気刺激策の縮小見通し。

ミネアポリス連銀ニ-ル・カシュカリ総裁
米金融規制改革法緩和について危機感を示す。米国が再び金融危機に向かう可能性が否定できない。
「人類の歴史が金融危機で溢れていても、私たちは教訓を忘れ、過去と同じ誤りを繰り返している。たった10年で、すでに前回の金融危機の悲惨さを忘れている。またすべてが大丈夫だ、ルールの一部を緩和できる、将来も大丈夫だ、と自分に信じ込ませている」
金融危機は、「もしも」の話ではなく、「いつ」の話になってしまった。

●世界一の資金運用を行う巨大ヘッジファンド、ブリッジウォーター(Bridgewater)のレイ・ダリオ氏
ドル危機を予想するのは、今後、米国債の需給が急激に悪化する可能性が高いからで、トランプ政権・共和党の減税・歳出拡大によって国債発行は今後高止まりする。一方、FRBはバランスシート正常化を続け、今まで米国債の最大の買い手であったFRBには期待できない。
そのため、外国人にもっと米国債を買ってもらいたいところだが、過度な金利上昇を防ぐほどには外国人投資家はついてこないと予想する。

●新債券王ことダブルラインキャピタルのジェフリ-・ガンドラック氏
将来の米国債・米国株・米ドルのトリプル安を予想する。
短期的には反転もあろうが、この弱気相場は長く続くだろう。
ビットコインは約1年前の高値から85%も暴落している。こうした一部の市場のバブル崩壊とともに、主要市場の弱気相場がやってくる。

●日本円とスイスフランをこよなく愛する私fxdondon
世界経済は過大な債務(借金)の積み上げによって、成長拡大や資産価値上昇を成し遂げた。世界の中央銀行がゼロ金利で資金を供給したQEは、FRBがすでに利上げにより債務コスト(利払い等)を押し上げ、かつ過剰流動性を吸収(回収)し始めている。
世界経済、この世の万物、ヒト、モノ、カネにはサイクル(循環)がある。ヒトやモノには寿命があり、製品や技術には改良や革新により栄枯盛衰がある。栄枯盛衰を言い換えれば、サイクル(循環)である。そのサイクルが複合的に合わさって、経済、景気が成り立っており、もはや下降サイクル入りしている。
そして、ドル/円に限って言えば、米国の財政収支によってドル/円レ-トは決まる。
そして、上記著名人の考えの他、ブレグジット、米中覇権争い、中国バブル経済崩壊、中東戦争(紛争)、異常気象、アラブ産油国のドルペッグ廃止、・・・・・、様々なリスク要因があり過ぎて短的にまとめられません(苦笑)