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トヨタ自動車株は空売りでいいんじゃない?

日経平均株価の7月末終値が6月末超えなら、年末に向けて株高が期待できるというジンクスがあることを、7月31日の記事でご紹介しました。
先日、日経平均株価は24000円を超え、そのジンクス、アマノリ-の通りになりました。まだ年末を迎えたわけではありませんが、その傾向があることは確かなようです。
過去7月末終値が6月末終値を上回ったのは、1965年、73年、95年、2014年、16年の5回。そのうち、4回は7~12月に高値を更新し、年間相場も上昇に転じている。一方、7月末終値が6月末比マイナスで、年間相場が上昇したのはわずか1回しかない。過去のデータをみると、年前半が低迷でも「7月よければ終わりヨシ」と言えるようです。

ただ、何度か日本の自動車株は空売りでいいようなことをこのブログ記事で書いたお覚えがあります。株式には手を出していないシロウトに近い私fxdondonの観方ですが、今後も自動車株は株価下落で儲かる空売りでいいように思います。
ちらっと、トヨタ自動車の株価を観たのですが、年初来高値は7,806円 (2018-01-18)、年初来安値は6,521円 (2018-10-11)と、株価は下落中です。
一番ネックになると思われるのが、来年10月にほぼ決定されている消費税増税です。トヨタ自動車の社長がかなり悲観的に語っているように、一時的な自動車不況に陥るのではないでしょうか。

日本自動車工業会豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は記者会見で、消費税率を10%へ引き上げた場合、年間販売台数は約30万台減り、マイナス約2兆円の経済効果、約9万人の雇用減につながるとの試算を示した。
自工会によると、9年4月の5%への増税で、販売台数は8年度の729万台から9年度に628万台、10年度に587万台へ急落。26年4月の8%への増税では25年度569万台、26年度530万台、27年度494万台と落ち込んだ。
「車は国民の生活・情報インフラだ。過度な税金は車を買い求めにくくする」。豊田氏は消費税増税に関してこう訴え、自動車税の抜本的引き下げなどを通じた税負担軽減を求めた。
内閣府によると、8%への増税直前の26年1~3月期に305兆8696億円だった個人消費は、直後の同4~6月期に291兆7655億円へ急減した。耐久財を中心に大きな駆け込み需要と反動減が生じ、景気回復の足かせになったという。政府は消費税8%への増税時にも購入支援策の対策を講じたが、それでも需要減は防げなかった。

個人的な雑感ですが、日本では200万円あたりのファミリ-カ-が売れ筋だと思いますが、貴殿ならどれがお好みでしょうか?
トヨタ・アクアニッサン・ノ-トe-powerホンダ・フィットハイブリッド、マツダ・デミオ、スズキ・スイフトスポ-ツ、三菱・・・、ごめんなさい、三菱は思いつきません(苦笑)。軽自動車でも、豪華装備をつければ200万円近くになりますか。
自分の選択肢では、トヨタ・アクアは消えます。今、ニッサン・ノ-トが売れているようですが、個人的にはマツダ・デミオを選ぶでしょうね。
まぁ、トヨタ株は空売りでいいんじゃない? というのが、シロウトの考えですが。