英国民 「後悔、先に立たず」
●英中銀イングランド銀行のマービン・キング前総裁は5日、BBCとのインタビューで、英国の欧州連合(EU)離脱に向けた「準備能力の欠如」を批判した。合意なしの離脱への備えが足りないせいで、交渉上、強い立場に立てずにいると指摘。英国は「名ばかりのブレグジット」に向かっているとした。
●英国民の欧州連合(EU)への支持が、2016年6月にEU離脱を決めた国民投票以降で最高に達している。投票が今実施された場合、59%がEU残留に票を投じると回答し、離脱派の41%を大きく上回った。調査機関NatCenなどが公表した調査結果を元に、ロイター通信が5日伝えた。
後悔、先に立たず。今さら、嘆いても仕方あるまい。EUがいかに英国にとって重要であったかを、離脱後に味わうことでしょう。