新型コロナウイルスのワクチン 実用化までには1年以上かかる見通し
アメリカ国立衛生研究所は、製薬会社と共同で開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、第1段階の臨床試験が16日、ワシントン州で始まったと発表しました。トランプ大統領は「歴史上最も早いワクチン開発だ」と述べて成果を強調しましたが、実用化までには1年以上かかる見通しです。新型コロナウイルス対策を率いるアンソニー・ファウチ博士は「実際に安全性と効果を確かめて一般に接種を始めるまでには1年から1年半がかかる」と見通しを示しています。
世の中、今後数か月にはウィルス感染も鎮まるなんて希望的観測で語る人もいます。自然治癒で治る人もいれば、治った後に再発する人もいる。
ワクチン接種が早くても1年以上かかるならば、人は誰でもウィルスから身を守ろうとそれまでは行動を自粛する。
航空業、運輸業、娯楽や遊戯施設、小売サービス業全般、持ちこたえられますかね?
世界の中で局地的な不況、たとえばどこか1国とか2・3ヶ国だけの不況というのならまだしも、『世界同時不況』に陥るわけですから、いわば八方ふさがりです。
歴史的な企業倒産、企業のドミノ倒し、負の連鎖がどこまで拡大するのか要注意です。