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米国失業者は最大4600万人に及ぶ

ロイター
セントルイス地区連銀のブラード総裁は25日、CNBCとのインタビューで、米議会で協議されている約2兆ドルの新型コロナウイルス経済対策は、経済的影響に対処する上で「適切な規模」との見方を示した。
総裁は、コロナ対策法案が間もなく成立されることが見込まれるとした上で、労働者や企業に対する支援を可能な限り早く展開し、国民の健康を維持するために必要な一時休業を認め、今年第2・四半期(4─6月)の経済的影響を抑制することに今は注力すべきと指摘。
「全てはウイルス次第だが、第3・四半期は事態を切り開くある種の移行期間になるだろう。検査などさまざまな要素が改善し、ある時点で新型コロナは過ぎ去ったと言えるようになる」と述べた。
失業者は最大4600万人に及ぶという。

FRB元議長のバーナンキ氏はCNBCとのインタビューで、現状は1930年代のような不況ではなく、同規模の不況に向かってもいないとの見解を示した。また市場の大幅な変動を認めた上で、新型コロナウイルスによるクラッシュは「吹雪や自然災害」のような1─2四半期の経済事象に過ぎないと述べた。

ブルームバーグ
ハーバード大学のカーメン・ラインハート教授は24日、世界経済がこれほどのもろさを見せたのは1930年代の大恐慌以来だとの見方を示した。
新興国市場と先進国市場の両方が持続的な下降局面となったのは大恐慌以来だとラインハート氏は指摘。2008年の世界的な金融危機後に高リスク証券が急反発したり、1980年代の中南米債務危機の際に先進国市場が比較的良好だったのとは異なり、短期的な資産回復の可能性は低いとの見通しを示した。
ラインハート氏はフロリダ州の自宅からのインタビューで、現在の状況について「1930年代を想起させる」とした上で、「商品相場低迷と世界貿易の後退、同時多発的なリセッション(景気後退)といった状況はかつてないほど当時に似ている」と述べた。

欧州疾病予防管理センター(ECDC)は25日、新型コロナウイルス感染拡大が夏に終息する公算は小さいとの見通しを示した。研究結果によると、シンガポールのような高温多湿の熱帯地方でも、ウイルスの活動が弱まらないという。

いろんな見方があります。
ただ、バーナンキさんは、かつてのサブプライムローンを甘く観ていた張本人。前回の金融危機が恐慌にまで発展したのはバーナンキさんの罪が深い。