fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

現ポジション利益確定、新たにGBP/JPYの売り

EUR/USD、EUR/AUD、CHF/JPYのすべてのポジションを解消し、利益確定にしました。

次に狙うのは、GBPショ-ト。

英国経済に悲観的なのは当然ながら、英国で新型コロナウイルスの感染者が急増し始めている。4日には1日当たり最多となる36人の感染が確認され、全体で87人となった。
これまでに感染が確認された87人の内訳はイングランドで80人、スコットランド北アイルランドでそれぞれ3人ずつ、ウェールズで1人となっている。

 まだ世界で観れば英国は少数と言えるが、感染拡大は予想を超えるのではないえしょうか。

まずは手始めに、GBP/JPYでの売りから。

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ゴールドマン、英中銀の3月MPCでの0.5ポイント利下げを予想

イングランド銀行(英中央銀行)は3月の金融政策委員会(MPC)で政策金利を0.5ポイント引き下げ、0.25%にするとゴールドマン・サックス・グループが予測した。
ゴールドマンは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「英経済がリセッション(景気後退)の瀬戸際に追い込まれると予想される」ことに加え、MPCに十分な政策余地があることを理由に挙げ、「大幅な緩和」が行われるとの見通しを示した。
ただ、0.5ポイントより小幅な動きもあり得るとしている。英中銀は退任するカーニー総裁の後任として、アンドルー・ベイリー氏が16日付で総裁に就任する。


ロイター

ドイツ銀行は、急速な新型コロナウイルスの感染拡大を理由に、今年の英国の経済成長率見通しを1%程度から0.5%に引き下げた。また、イングランド銀行(英中銀)が5月までに2回利下げを実施する可能性を指摘した。

株式市場は先週リセッションの懸念で急落。多くのアナリストが成長見通しを下方修正しており、バンク・オブ・アメリカは先週、世界の成長率見通しを2009年以来の低水準となる2.8%に引き下げた。

ドイツ銀行のアナリスト、サンジェイ・ラジャ氏とオリバー・ハーベイ氏は、世界経済の減速、サプライチェーンの混乱、家計需要の低迷が今年の英経済指標を圧迫するとの見方を示し、0.25%ポイントの利下げ実施時期の予想を8月から3月に前倒した。

顧客向けリポートで「危機の広がりと期間にもよるが、英中銀が5月に25ベーシスポイント(bp)の追加利下げに動く可能性は大きい。また、流動性拡充と金融状況の緩和に向け、複数の的を絞った措置が打ち出されると予想している。これには、ターム物資金供給の拡大や、銀行のカウンターシクリカル自己資本バッファーの縮小などが含まれる」と指摘した。

市場関係者の間では、英中銀が米・カナダに追随して26日の会合前にも利下げに踏み切るとの観測が広がっている。