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どうなるブレグジット

ブリュッセル時事】欧州連合(EU)と英国は、16日もEU離脱協定案見直しに向けた大詰めの交渉を続けた。15日からの実務者協議では合意への大きな進展があったもようだが、残された課題もあり交渉の成否は予断を許さない状況だ。月末に離脱期限が迫る中、17、18両日のEU首脳会議での承認を目指し、修正離脱案の最終調整を急ぐ。
ジョンソン英首相は16日朝、ツイッターで「31日の離脱を成し遂げる時だ」と改めて強調した。一方、EUのバルニエ首席交渉官は欧州委員会の16日午前の会議で交渉の現状を報告。出席したアブラモプロス欧州委員は記者会見で「協議は建設的なものだが、解決すべき重要な課題がまだ残っている」と述べた。
交渉で最大の焦点となっているのは、英議会内に懸念が大きい英領北アイルランドの国境管理問題の解決策。欧州メディアは、合意実現のため英側が大きく譲歩したと報じている。トゥスクEU大統領は16日午後、ポーランドのメディアに「合意の基盤は整っている。理論上われわれはあすの首脳会議で合意を受け入れられる」と語った。 


このトゥスクEU大統領の発言に、市場は躍らされた感じです。
個人的には、EU首脳会議で承認されるとは思えない。これは多数決ではなく、全会一致が必須。どこか1国が「NO!」となれば、承認は持ち越し。と言うか、合意は危ういものとなる。
さて、どうなるか?