米消費者はまだ楽観的
9月の米生産者物価指数(PPI)は、食品とエネルギーを除くコア指数が前月比で0.3%低下し、低下率は4年余りで最大となった。インフレ圧力が抑制されている新たな兆候が示され、FRBにとって政策金利を引き下げる余地が広がった。
気になる指標では、米国 IBD/TIPP景気楽観指数 の発表があった。
米インベスターズ・ビジネス・デイリー(IBD)と米テクノメトリカ・マーケット・インテリジェンス(TIPP)から発表され、約1000人の消費者の調査に基づいている。
結果 52.6 予想 51.2 前回 50.8
意外にも、前月より消費者マインドが向上していた。消費者が楽観的であることを示している。
まぁ、今の相場は経済指標よりも米中貿易協議の動向で大きく動きます。
おそらく双方合意はできず、継続協議となると予想。そして、15日に対中関税の税率が25%から30%へ引き上げられ、半期に一度の米財務省為替報告書では中国を為替操作国と指定し、さらなる関税率アップを示唆する、そんな展開を予想しています。
ちなみに、トランプさんは大統領選で、中国への関税率を45%にすると言っていたのですから、30%というのはまだまだ低税率です。