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1月の米国鉱工業生産指数は前月比0.6%低下

ブルームバーグ
米1月の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)のうち、製造業は前月比0.9%低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は前月比横ばいだった。昨年12月は0.8%上昇に下方修正された(速報値1.1%上昇)。1月の全体の鉱工業生産指数は0.6%低下。12月は0.1%上昇で、速報値の0.3%上昇から下方修正となった。
自動車および同部品が8.8%低下と足を引っ張り、製造業全体は8カ月ぶりの弱い数字となった。ほとんどの産業がほぼ横ばいとなったが、情報処理や建設資材、防衛関連機器が低下。
●鉱工業設備稼働率は78.2%と、前月の78.8%から低下
●公益事業は0.4%上昇、前月は6.9%低下。鉱業は0.1%上昇
●機械は0.5%低下、消費財は0.7%低下した

鉱工業生産指数は振れが大きく、改定も多い。鉱工業生産の75%を構成する製造業は米経済の約12%を占める。


ロイター
1月の米国鉱工業生産指数は前月比0.6%低下し、8カ月ぶりのマイナスとなった。自動車が2009年以来の大幅な低下を記録するなど、幅広い分野で低下が見られ、生産活動が急減速しているとの懸念が強まる可能性がある。
製造業部門は0.9%低下し、8カ月ぶりの大幅マイナス。予想は0.1%上昇だった。
1月鉱工業生産指数の市場予想は0.1%上昇だった。昨年12月のデータは0.3%上昇から0.1%上昇に下方修正された。
部門別では自動車が8.8%低下し、景気後退のさなかにあった09年5月以来の大幅な低下。また機械、化学、電子機器、航空宇宙・その他輸送機器も低下した。
設備稼働率は78.2%と、予想の78.7%を下回った。