fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

人民元安進む 11年5か月ぶりの水準に

中国の人民元は26日の取り引きでさらに元安・ドル高が進み、11年5か月ぶりに1ドル=7.1人民元台の元安水準となりました。
上海外国為替市場では今月5日におよそ11年ぶりとなる1ドル=7人民元台の元安・ドル高水準となって以降、このところさらに人民元の値下がりが続いています。
中国人民銀行が26日朝発表した人民元の為替取引の目安となる「中間値」は1ドル=7.0570人民元と先週末の終値よりもやや元高水準に設定されました。
しかし週末に米中両国が相次いで追加関税の措置を打ち出したことで、貿易摩擦がさらに激しさを増すという見方から、上海外国為替市場では人民元が売られ、午前中、2008年3月以来11年5か月ぶりに1ドル=7.1人民元台の元安・ドル高水準となりました。
市場関係者は米中が近く交渉を再開するという見方もあって市場は慎重になっており、人民元が大きく値下がりする状況ではないのではないかとの思惑もあるようですが。

イメージ 1