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光明なきドイツ経済

ロイター
ドイツのIFO経済研究所が発表した8月の業況指数は94.3と、2012年11月以来の低水準となった。
市場予想の95.1を下回った。7月分は95.8に上方修正された。
貿易摩擦の激化で景気後退が迫りつつある状況が明らかになった。
国内の製造業者は、外需の低迷、トランプ米大統領の「米国第一主義」をきっかけとした関税問題、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感に圧迫されている。
IFOのクレメンス・フュースト所長は「ドイツの景気後退の兆候がさらに増えている」とし、現状に対する企業の満足度が大幅に低下しており、数カ月先に対する悲観的な見方も強まっていると指摘した。

企業の悲観的見方の強さは2009年の金融危機以来で、主要産業には一筋の光明も見られない状況だという。 

ドイツ IFO景況指数
結果 94.3 予想 95.1 前回 95.8
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