経験則相場 英国で新首相が就任するとポンド安

英国で新首相が誕生すると、ポンド安になるという経験則。

2007年6月　ブラウン新英首相就任
月間平均レ－ト（ポンド/円　単位：円）
2007年6月　243.76
2007年7月　247.16（やや持ち直し）
2007年8月　234.56（ドッカ－ン！）
2007年9月　232.13
2007年10月　236.85
2007年11月　229.97

2010年5月　キャメロン新英首相就任
月間平均レ－ト
2010年5月　135.06
2010年6月　134.09（ジリ安）
2010年7月　133.9
2010年8月　133.54
2010年9月　131.51
2010年10月　129.68（2007年の半値ぐらいですね）

2016年7月　メイ新英首相就任
月間平均レ－ト
2016年7月　136.86
2016年8月　132.53（ジリ安）
2016年9月　133.75
2016年10月　128.08（一時ドッカ－ン！　120円そこそこへ）
2016年11月　135.13
ちなみに、2016年初めは170円超でした。年初比で10月はおよそ50円安。さすがはポンド！

2019年7月　ジョンソン新英首相就任？
さて、今回は2007年型になるか、2016年型になるか？
国民投票でEU離脱が決まってから丸３年。待ちに待たされたEU離脱が実現します。３年ぶりに、ようやくポンドのドッカ－ン下げ相場が観られそうです。
英国で新首相がいくら奮闘しようとも、世界からは悲観されてポンドは下落する。それが、過去の経験則です。