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8-9月はリスク資産の「危険ゾーン」に-ストラテジストらが警戒

ブルームバーグ
8-9月はリスク資産の「危険ゾーン」に-ストラテジストらが警戒

モルガン・スタンレーは現金の積み増しを助言、欧州資産に注目を
●大統領選挙などの複数要因でボラティリティー高まる可能性-RBC

向こう2カ月間に市場に迫るリスクに対し、投資家は不用心過ぎる可能性があると、モルガン・スタンレーとRBCキャピタル・マーケッツ、ソシエテ・ジェネラルのストラテジストらが指摘した。
アンドルー・シーツ氏率いるモルガン・スタンレーのストラテジストは17日付のリポートで、株やクレジットにとって季節的に低迷する8ー9月の「危険ゾーン」に備え、投資を縮小するよう助言した。この時期は米大統領選挙への注目も高まるほか、経済の前向きなサプライズが発表される「異例な」状況が緩やかになる可能性も高いという。
同リポートは「今後2カ月間は前向きな材料が先細り、季節的にもかんばしくない。さらに短期的なリスクも表面化する」と指摘、現金保有の引き上げや債券市場でのクレジット・デフォルト・スワップCDS)指数の保証購入を推奨した。さらに欧州資産がアウトパフォームする可能性がより高いとして、これに注目するよう助言した。