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マイナス金利債、10兆ドル到達 景気後退の兆候 苦悩深める投資家

マイナス金利の債券は世界で10兆ドル(約1100兆円)に達した。景気減速の兆候に身構えながら、利回りを追い求める投資家は苦悩を深めている。
ブルームバーグがまとめるマイナス金利債の指数は、2017年9月以来の水準に上昇。ドイツ国債は10年債利回りがマイナス圏入りし、米国債市場では利回り曲線がリセッション(景気後退)の兆候を警告している。
中央銀行ハト派モードに入った現在、量的緩和と同義語である利回り追求のメンタリティーに戻るよう運用担当者には圧力が高まっていると、トゥエンティーフォー・アセット・マネジメント(ロンドン)の創業パートナー、ゲーリー・カーク氏は指摘する。「どこにキャッシュを投じようか思案中の投資家が、利回りを追い求めたくなるのは自明だ。利回りは再び希少なコモディティーとなった」とカーク氏。「サイクル終盤に特有の難問だ」と述べた。(ブルームバーグ

もう株やジャンク債などのリスク資産には手を出しにくい、そんな状況を反映しているのでしょう。