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東南ア経済に変調の兆し 景況感が悪化

東南アジア
通貨安・インフレ重荷、貿易戦争に懸念

日経新聞
バンコク=小谷洋司】年5%前後の安定成長が続いてきた東南アジア経済に変調の兆しが表れている。域内製造業の景況感は10カ月ぶりに「下向き」に転じた。域内2位の輸出国タイは9月の輸出額が19カ月ぶりに前年同月を下回った。通貨安のインドネシアでは輸入品価格上昇で消費が鈍っている。米中貿易戦争や米利上げで東南アジアは試練に直面している。

東南アジアの輸出先は中国の占める割合が高いので、中国が崩れれば東南アジア全体が落ち込みます。まぁ、日本も例外ではありませんが。
すべては、2020年に集約されるんじゃないでしょうか。

日経新聞
新興国通貨安にアジアの金融当局が神経をとがらせている。この1週間余りでインドやインドネシアの当局が相次いで米ドルの2国間通貨交換(スワップ)協定に合意。金融市場が動揺してドル不足に陥る事態に備え、安全網を拡充している。金融当局の懸念の表れであり、新興国発で日本も円高・株安に巻き込まれるリスクは無視できない。
市場でも危機への備えが進みつつある。米調査EPFRによると、この半年間で新興国から200億ドル超の資金が流出した。景気悪化と通貨安を見越し、債券と株式の双方で投資マネーが引き揚げられ、通貨安と株安を招いている。
将来の資産価格の変動に備えるオプション市場では、さらなる株安や通貨安に備えた取引が増えている。