ユーラシア・グループが予想した2018年の世界10大リスク

年初にユーラシア・グループが予想した2018年の世界10大リスク
（同社は世界最大の政治リスク専門コンサルティング会社）

1 真空を愛する中国（China loves a vacuum）
2 アクシデント（Accidents）　シリア・北朝鮮
3 世界的な技術冷戦（Global tech cold war）主に米中技術冷戦
4 メキシコ（Mexico）
5 米国とイランとの関係（US-Iran relations）
6 機関の衰え（The erosion of institutions）信じられる機関が少なくなる
7 保護主義（Protectionism）昨今の保護主義の復活により、自由な貿易ができなくなりつつある
8 英国（United Kingdom）ブレグジット
9 東南アジアのアイデンティティ政治（Identity politics in southern Asia）
10 アフリカの治安（Africa’s security）

ここまでで検証すると、
3 世界的な技術冷戦（Global tech cold war）主に米中技術冷戦
7 保護主義（Protectionism）昨今の保護主義の復活
8 英国（United Kingdom）ブレグジット
この３つは、想定されたリスクが具現化したケ－スか。
国際的には、シリア、北朝鮮、イランの「お騒がせ３兄弟」は静かだったような感じです。

ちなみに、【冷戦】《cold war》とは、武力は用いないが、激しく対立・抗争する国際的な緊張状態のこと。第二次大戦後の米国・ソ連の二大陣営の厳しい対立を表した語、とされる。