fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用益に不満


運用資産
3月末  156兆3832億円
6月末  158兆5800億円
増加額   +2兆6227億円
収益率   +1.68%

この運用収益を観て、株式投資家なら株でもっと儲けられるのに、FX投資家なら外為でもっと儲けられるのにと、不満が込み上げてくるでしょう。
私fxdondonなら、今までのブログ記事を観ればわかりますが、外為相場でポンド/円でのポンド売り円買いのポジションを持ち、4-6月期にほったらかしの状態でも、もっと運用益が出せました。

ポンド/円 レ-ト
2018年4月02日  149.29円
2018年6月29日  144.55円
レ-ト差        4.74円

レバレッジ最大25倍云々は置いといて、
149兆2900億円分のポンド売り円買いポジションを持ったとすれば、スワップ金利支払い分込みでも4兆円以上の運用益が出せました。

ポンド/ドルでポンド売りドル買いのポジションであれば、
2018年4月02日  1.4042ドル
2018年6月29日  1.3077ドル
レ-ト差     0.0965ドル
1ドル=108円換算でも、10兆円以上の運用益が出せました。

レバレッジを効かせた取引を行っていれば、その何倍もの運用益が出せたことになります。
ポンドではなく、トルコリラ/円なら、それ以上ですよね。でもその時は、「日本(GPIF)がトルコ売り!」と大騒ぎになったかも知れませんが(笑)
先行きのわからない株式とか債券ではなく、お先真っ暗なトルコリラや英国ポンドを売り持ちにしていれば、難なく運用益をもたらせたのにと、GPIFの運用成績には大いに不満です。
建て前やキレイ事なんてどうでもいいんです。すべては結果です。我々の貴重な年金財源を少しでも増やすため、もっと精進していただきたいものです。

私fxdondonは現在、株式には手を出しておりませんが、トランプによる貿易戦争はいずれ日本の自動車メ-カ-に及ぶものと思われますし、円相場も円高に振れやすいことで輸出関連株は悲観されるでしょうから、トヨタニッサンなどの自動車関連株の値下がりを見越した空売りがいいのでは?