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貿易戦争 さらに激化

[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米大統領は、中国からの輸入品5000億ドルに関税をかけることができるとの見解を示した。
そのような多額の関税を課すと株式市場がおそらく下落するのでは、との質問に対し大統領は「そうなるなら、なるだろう。私は政治のために行っているわけではない」と述べた。

IMF国際通貨基金のラガルド専務理事はG20=主要20か国の財務相中央銀行総裁会議を前に声明を発表し、日本やユーロ圏などで、すでに成長の減速が始まっているという認識を示したうえで、世界のGDP=国内総生産は、貿易摩擦によって最大で0.5%減少するという試算を明らかにしました。
貿易摩擦が世界経済に与える影響の試算を明らかにし、トランプ政権や各国がこれまでに実施した関税の上乗せ措置や、今後検討している措置によって世界のGDPが最大で0.5%減少するとしました。
IMFによりますと、地域別ではアメリカが各国の報復措置を受けて0.8%の減少、中国を含むアジアの新興国が0.7%の減少、日本がトランプ政権が検討している自動車への関税上乗せ措置の影響が大きく0.6%の減少、ユーロ圏が0.3%の減少などとなっています。
ラガルド専務理事は、知的財産権の保護に関する貿易ルールの整備などに対処すべきだとして、今回のG20を貿易摩擦を解消する機会とするよう各国に呼びかけました。

まぁ、 「貿易摩擦で世界のGDPが最大で0.5%減少」なんてのは、意味のない数値です。
原因は貿易戦争だとしても、負の連鎖でリセッション入りすれば、最大で0.5%なんてもんじゃすみませんから。