IMF 英国のEU離脱(ブレグジット)による勝者はいない
(ロイター)国際通貨基金(IMF)は19日、IMF協定第4条に基づくユーロ圏経済の定期見直しで、ユーロ圏の経済成長はピークに達し、見通しに対するリスクは「特に深刻」になっていると指摘した。経済がハードランディング(硬着陸)する可能性が高まっているとしている。
ユーロ圏では投資、消費、雇用創出がなお拡大傾向にあり、少なくともあと数年間は拡大余地が残っているとしながらも、内外のリスクは高まっていると指摘。
全面的な世界貿易戦争のほか、英国が強硬姿勢で欧州連合(EU)離脱に臨む「ハード・ブレグジット」やユーロ圏各国における改革の失速などを巡るリスクを挙げ、「こうしたリスクが現実のものとなれば、経済はハードランディングに直面する可能性がある」と警告した。
ユーロ圏では投資、消費、雇用創出がなお拡大傾向にあり、少なくともあと数年間は拡大余地が残っているとしながらも、内外のリスクは高まっていると指摘。
全面的な世界貿易戦争のほか、英国が強硬姿勢で欧州連合(EU)離脱に臨む「ハード・ブレグジット」やユーロ圏各国における改革の失速などを巡るリスクを挙げ、「こうしたリスクが現実のものとなれば、経済はハードランディングに直面する可能性がある」と警告した。