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日本の失業率 人手不足を反映

日本の5月の全国完全失業率は2.2%で、前月比0.3ポイント改善し、平成4年10月以来、25年7か月ぶりの低い水準となりました。
総務省によりますと、先月の就業者数は6698万人で、前の年の同じ月と比べて151万人増え、65か月連続で増加しました。
このうち、パートや派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者は、前の年の同じ月と比べて76万人増加し、2079万人でした。
一方、完全失業者数は158万人で、前年同月比52万人減り、96か月連続で減少しました。
総務省は、「人手不足により有効求人倍率が高くなっていて、特に男性が製造業や情報通信業など幅広い分野で仕事に就いたことが主な要因。雇用情勢は着実に改善してきている」としています。
そして、厚生労働省によりますと、5月の有効求人倍率は、季節による変動要因を除いて1.6倍で、前月比0.01ポイント上昇しました。これは昭和49年1月の1.64倍以来、44年4か月ぶりの高い水準です。

日本の失業率推移
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