各指標から観るUSD/JPYのレート水準は割高
バルチック海運指数、NYダウ、USD/JPYレ-トの関係からは、1ドル108円という現在のレ-ト水準は割高にある。
バルチック海運指数という実体経済の指標に対して、しばらく株価(NYダウ)は根拠なき熱狂ぶりを示していたが、先日からの株価急落で実体経済の指標とクロスし、熱狂ぶりは解消された。
しかし、USD/JPYレ-トは熱狂ぶりから覚めることはなく、USD過大評価JPY過小評価が続いています。
次に、VIX恐怖指数、NYダウ、USD/JPYレ-トの関係でも、USD過大評価JPY過小評価されている。
次に、SOX(フィラデルフィア半導体株)指数、NYダウ、USD/JPYレ-トの関係でも、USD/JPYレ-トはUSD過大評価JPY過小評価となっている。
このような指標でUSD/JPYレ-トが語られるわけでもないが、上記指標からは現在の1ドル108円というのは割高であり、USD売りJPY買いは理に適ったものと考えられる。