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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ジャンク企業、中小企業の動向

ロイター
関係筋によると、スイスの金融大手UBSグループと、米パイパー・ジャフレー・カンパニーズのエネルギー部門シモンズ・エナジーは、石油・ガス分野の投資銀行チームで人員削減を実施した。
米シェール業界の合併買収(M&A)はオキシデンタル・ペトロリアムのアナダルコ・ペトロリアム買収を除くと10年ぶりの低水準に落ち込んでいる。株主が生産会社に対し、リターンを重視し、事業拡大より既存鉱区の開発に集中するよう求めていることが背景にある。
M&Aの減少により、こうした案件に関する助言を行う投資銀行部門の人員に、一部で余剰感が出ているとみられる。

シェ-ル企業にはジャンク企業が多い。シェ-ル企業の動向も注目したいところ。

 

一方、中国。

ロイター
中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の黄洪副主席は、1─9月に銀行が処理した不良債権が1兆4000億元(1979億7000万ドル)だったと明らかにした。
銀保監会の祝樹民副主席によると、中国5大銀行の小規模企業向け融資残高は9月末時点で2兆5200億元で2018年末時点を47.9%上回った。
銀保監会は、インターネット上で貸し手と借り手を仲介するピア・ツー・ピア(P2P)融資仲介業者とオンライン融資プラットフォームをマイクロファイナンスにシフトさせる計画を研究中という。


中国自動車メーカー主要20社の負債総額が17兆円上回り、中国民間企業私募債の不履行が過去最高の4770億円に達したとの報道もあったり、何かとキナ臭いのですが。
中国7~9月GDP成長率が6%となり、IMFなどは中国経済見通しを下方修正している。
こちらも目が離せなくなってきています。