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英議会 EU離脱案を承認せず

【ロンドン時事】英下院(定数650)は19日、ジョンソン首相が欧州連合(EU)と合意した新たなEU離脱案をめぐる採決を行い、承認を見合わせる動議を賛成多数で可決した。同日中の承認は不可能となった。これを受け、首相は31日の離脱期限を来年1月末まで延長するようEUに要請する。政権にとっては打撃で、離脱をめぐる英国の混迷はまだ続きそうだ。


予想通りの展開か。
ジョンソン首相は法を順守して離脱期限を延長するように要請するが、EU離脱案の修正には関与しないだろう。
合意なき離脱に至ったのは、英議会のせいだと責任転嫁できる。
EU側としたら、英議会がモタモタし、ゴタゴタしていることでウンザリでしょう。
最終的にEU議会で離脱案が承認されて、合意のある離脱となる。
現在、英国側がクロ-ズアップされているが、EU側から「無意味な延長」は認めない旨のコメントが飛び出すかどうか。

トゥスク大統領は、EU首脳らと対応について協議を開始すると述べたが、それも数日を要する。離脱延期は、EU首脳による全会一致の承認が必要となる。