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2020年 「うるう年」相場

2020年 「うるう年」相場

2020年問題、ニ-マルショック。
来年2020年は「うるう年」。うるう年には、夏季オリンピックが開催されることで知られますね。米国の大統領選挙もそうですね。
オリンピックイヤ-で記憶していることは何でしょう?良い出来事の記憶がありますでしょうか?
西暦2000年以前には「うるう年」で悪い出来事の記憶はありませんが、2000年以降のうるう年(言い換えれば4年サイクル)は良い記憶がありません。
その、うるう年に起きた出来事、相場を簡単に振り返ってみましょう。

2020年 ? もしかして2016年のデジャブ?
2016年 (プチ)チャイナショックによる年初株価急落、英国民投票EU離脱・ポンド急落
2012年 米英金融危機から欧州債務危機へ 1ユーロ=95円58銭を記録
2008年 リ-マンショック・金融バブル崩壊が顕著に
2004年  新興国通貨危機 ドル/円でも1ドル=114円80銭(高値5月14日)から101円83銭(安値12月2日)へ
2000年 ITバブル崩壊の予兆 ポンド/円 1ポンド=179.5円(2月)から1ポンド=149.55円(9月)へ30円下落

うるう年は、景気の過渡期にあたると昔から言われています。周期での下降局面の初期段階にあたる、4年周期というのは小サイクルですが大きな危機への予兆を示している、そんな感じです。
4年周期の2回目、つまり8年周期では大きなショッキングな出来事と重なります。
8年前は、金融バブル崩壊から欧州債務危機へ発展しました。
2020年の主役は、いったいどこの国なんでしょうかね?