2019-01-11 米国インフレは沈静化 実質賃金は上昇 アメリカウオッチング FX、為替 米12月消費者物価指数(CPI)は前月比-0.1%と、予想通り3月来のマイナスとなった。前年比でも+1.9%と、予想通り11月+2.2%から低下し、2017年8月以降1年半ぶりの低水準となった。 米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目している燃料や食品を除いたコア指数は前月比+0.2%、前年比+2.2%と予想通り11月と同水準を維持した。 原油価格などの下落で、総合インフレは低下した。 別に市場が動揺するような結果ではない。 しかし、実質賃金の伸びは大きく上回っていた。 米実質賃金 対前月比 結果 0.7% 予想 0.3% 前回 -0.1%