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米賃金インフレを好感

米1月消費者物価指数(CPI)は前月比+0%と、予想+0.1%を下回った。前年比では+1.6%と、12月+1.9%から低下したものの、予想+1.5%を上回った。また、変動の激しい燃料や食料品を除いたコアCPIは前月比+0.2%と、予想や12月に一致。連邦公開市場委員会FOMC)が注目している前年比では+2.2%と、低下予想に反して、12月と同水準となった。
また、実質平均週賃金は前年比+1.9%と、12月の+1.4%から上昇した。
賃金インフレが進んでいることから、ドルは好感されている。

ロイター
クリーブランド地区連銀のメスター総裁は13日、賃金の上昇は前向きな兆候で、不健全な物価上昇にはつながらない可能性があると述べた。ややタカ派的と見なされている同総裁が賃金上昇がインフレに及ぼす影響についてトーンを和らげたことは、FRBが利上げに関して様子見姿勢に転じたことと重なっている。
メスター総裁はケンタッキー大学で行った講演で、賃金の上昇が「インフレ圧力になっていないのは朗報だ」と指摘。 「(賃金の上昇は)生産性の伸び、およびインフレと歩調を合わせたものとなっている」と述べた。


ドル/円は、年初来高値を更新中。
今のところ、過去の経験則相場が崩れている。

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