中国 海外投資家の債券投資免税、資金呼び込み

【北京共同】中国財政省は22日、海外の機関投資家が中国の債券市場で得た利息収入に対し税金を暫定的に免除する措置を始めたと発表した。海外資金を国内の金融市場に呼び込む狙いとみられる。 今月７日から2021年11月６日まで３年間の暫定措置。

中国は経常収支赤字を何とかしようと、投資資金を集めようと躍起ですね。
外貨収入が落ち込み、あの手この手で外貨を得たいのでしょう。
ただ、これからの中国におカネを出す者がどれだけいるのかはわかりません。
だんだん中国が苦境へと追い込まれている事実が明らかになっていく中、ヒト、モノ、カネがシナグジット（中国離脱）をより一層加速させるのでしょうか。

さて、中国財政省と税関総署、国家税務総局はこのほど、輸入天然ガスの販売価格を改定した。今年７月１日以降は液化天然ガス（ＬＮＧ）が１ギガジュール当たり28.06元（約456円）、パイプラインで輸入される天然ガスが１立方メートル当たり0.99元となり、今年１月に発表した設定価格 より５％引き上げた。
人民元安により輸入物価は押し上げられ、中国にはインフレ圧力がかかっています。
経済成長鈍化にインフレ、だんだん厳しさが示されています。