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ユンケル委員長 「ユーロは米ドルに代わる基軸通貨になるべき」

ユンケル委員長 「ユーロは米ドルに代わる基軸通貨になるべき」

[ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のユンケル委員長は12日、欧州議会での施政方針演説で、ユーロは米ドルに取って代わる基軸通貨になるべきと主張した。
ユンケル委員長は「ユーロが国際舞台で完全な役割を果たすために、さらなる努力をしなければならない」と表明。
「年3000億ユーロ相当のエネルギー輸入代金の80%を、輸入の約2%を占めるに過ぎない米国のドルで支払うのは、ばかげている」と述べ「欧州企業が欧州製の航空機をドルで購入のは愚かしい」と付け加えた。
EU当局者によると、貿易決済はノルウェー以外はドル建てという。
ユンケル委員長は「ユーロは、新たな、より主権を有するEUの顔および手段にならなければならない」と述べ、EUが結束し国際舞台でさらに影響力を発揮すべきと主張した。


ユンケルさんが抱く野望ですかね。
ただ、英国がブレグジットにより欧州金融市場での地位を落とすので、パリやフランクフルトは活気づいているのでしょうかね。
世界が基軸通貨としてユーロを信任するか、現在はその可能性はゼロ。欧州域内の基軸通貨として安定した実績を残し、信用信頼を築いていくしかないでしょう。