fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

スペイン/バルセロナで、およそ100万人が独立を求めるデモ

英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、メイ首相がEUとの協調を重視する柔軟路線に固執した場合、与党・保守党のEU離脱派議員80人が造反する可能性がある。スティーブ・ベイカー前EU離脱閣外相が10日、PA通信のインタビューでこうした見方を明らかにした。
まだまだ政局は不安定のまま、ブレグジットの協議を進めなくてはならない。
最近のポンドが急伸した理由は、英国の欧州連合(EU)離脱交渉を巡りEUのバルニエ首席交渉官が、ブレグジット交渉は6~8週間以内に妥結が可能との見方を示したことによる。
ただ、EU側が交渉の原則で譲歩することはないと見られ、バルニエ氏が好意的な意思を持っているとしても、EU諸国の他の交渉官が好意的であるとも限らない。交渉は、そう簡単には進まないでしょう。

さて、英国内でのスコットランド独立について、その後は目新しいニュ-スはないが、スペインのカタルーニャ自治州の州都バルセロナでは、およそ100万人が同自治州の独立を求めるデモを行った。

【9月12日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の州都バルセロナ(Barcelona)で11日、およそ100万人が同自治州の独立を求めるデモを行った。
9月11日は、1714年にスペイン王フェリペ5世(Philip V)の軍勢によってバルセロナが陥落したことを記念する「カタルーニャ国民の日」。2012年以降はこの日にカタルーニャの分離独立を呼び掛ける大規模なデモ行進が行われるのが恒例になっている。
独自の言語を持ち経済的に豊かなカタルーニャ自治州では、昨年10月1日の住民投票が違法との司法判断が下されたのち、同月27日に自治州議会が一方的に独立分離を宣言したが、最終的に全てが無に帰す結果となった。この状況を受けて今年のデモは同自治州の強さが試される重要なイベントと位置付けられた。
キム・トラ(Quim Torra)カタルーニャ自治州首相はテレビで演説し、同自治州政府として「共和国の建国」に向けて努力すると表明した。しかしバルセロナ自治大学のオリオル・バルトメウス教授(政治学)は、「演説を聞いたところでは分離主義のリーダーたちは今後の計画を持ち合わせていないようだ」と述べた。

イメージ 1