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次なるトルコリラ急落要因

(CNN) トルコのエルドアン大統領は29日、トルコ政府が国内で自宅軟禁下にある米国人牧師の解放に合意したとの見方を否定した。トランプ米大統領の脅しには屈しないとの見解を明らかにした。
長期にわたりトルコ国内で自由を制限されているアンドルー・ブランソン牧師をめぐっては、米当局者がこのほどCNNに対し、イスラエルで拘束されていたトルコ国籍のエブル・オズカンさんの釈放と交換で解放するとの合意をトランプ、エルドアン両大統領が交わしたと述べていた。
イスラエルは先ごろオズカンさんを釈放し、出国を認める手続きを行った。
これに対してエルドアン大統領は、いかなる取引も行われていないと強調。
トルコ政府は2016年、クーデター未遂への対応としてジャーナリストや学者、キリスト教徒らへの取り締まりを強化。ブランソン牧師は同年に逮捕され、今月25日になって自宅軟禁へと移された。
トランプ大統領は26日、ツイッターへの投稿で、ブランソン牧師を解放しなければトルコに対して「大がかりな制裁を科すことになるだろう」と威嚇していた。
これを受けエルドアン大統領は、こうした強硬な姿勢を改めなければ米国は「強力かつ誠実なパートナー」を失うリスクを負うと警告。「制裁でトルコが譲歩すると思ったら大間違いだ」「態度を改めるかどうかはトランプ氏の問題で、私の問題ではない」と語った。


平行線のまま、ダメですね、こりゃ。
さぁて、トランプさんは、どんな「大がかりな制裁を科す」のでしょうか?
その発表時には、トルコリラは一時的にも急落するでしょうね。

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