2018-06-05 外債運用のツケ ニュース・記事 FX、為替 日経新聞 上場地銀80行・グループの2018年3月期の債券等関係損益(単体ベース)は1213億円の赤字と、17年3月期から悪化幅が841億円拡大した。全体の約7割の地銀が損失を計上した。株高を背景に前の期比615億円増えた株式等関係の利益では補えなかった。運用難に直面する地銀による外債運用のリスクが改めて浮き彫りになっている。 ちょっと軽率ですよね。 外債の利回りなんて、為替変動ですぐに吹き飛ぶことぐらいわかっているでしょうに。 日本円には、経常収支黒字、人口高齢化という円高バイアスがかかっており、中長期の外債運用にメリットはない。償還時にたまたま円安で儲かったというのは、まぐれに等しい。 地銀は連携しあって空売りファンドでも創設し、円高になって利益の出る運用に切り替えるべきですね。