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カナダ、いいんじゃない?

ブルームバーグ
カナダ銀行中央銀行)は30日、政策金利を3会合連続で据え置いた。一方、楽観的な景気認識を示すとともに、より慎重な文言を声明から一部削除し、利上げ局面に回帰する意欲が増していることを示唆した。
政策金利を現行の1.25%に据え置くことを発表したカナダ中銀は声明で、国内景気の拡大が続いており、より高水準の金利が正当化されるとの見方を「一層」強固にしていると述べた。
重要なポイントとして同中銀は、直近5会合の声明に登場した、今後の政策金利の調整における慎重姿勢の維持に関する文言を削除し、代わりに「漸進的なアプローチ」を取るとの表現を盛り込んだ。また、ある程度の「金融緩和」を当面維持する必要性があるとの表記や、労働市場のスラック(たるみ)に関する表記も取り除いた。
「総じて、4月以降の展開は、インフレを目標近くに保つ上でより高い金利が正当化されるとの政策委員会の見方を一層強固にしている」と記した。これは過去の声明での表記とほぼ同じだが、今回は「時間と共に」という文言が取り除かれた。


まぁ、想定通りですね。
7月の利上げが正当化されましたかね。
ただ、カナダ・1-3月期経常収支は-195.0億加ドルで、前四半期の-182億加ドルから赤字拡大が気になりましたが、4-6月期に改善を期待したいところです。

日本ではガソリン価格が上昇し、リッター150円台になりました。 3年5か月ぶりの高値のようです。
北半球で夏の行楽シーズンにかけてガソリン需要が高まりやすいなかで、イランや南米のベネズエラからの原油の供給が減るという見方が市場に根強いため、高値は続きそうです。
産油国カナダ、今後にも期待です。

さらに、ニッケル価格が上昇中。
ニッケルの在庫が減少している理由がある。世界最大の産出国フィリピンの産出規制、インドネシアの鉱山も規制や閉鎖が影響している。
ニッケル価格は、月初からでも8%上昇している。
ニッケル産出国であるオーストラリア、カナダには追い風です。

ニッケル産出国
1 位 フィリピン
2 位 オーストラリア
3 位 カナダ
4 位 ロシア