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カリフォルニア州のGDPが英国を抜いた

米国カリフォルニア州GDPが英国を抜いて、カリフォルニア州を1国としてカウントするなら世界第5位の経済規模となった。好況が続くテクノロジーなどの強い産業が経済を支えており、州外からの転入者や移民が増加している。
カリフォルニア州GDPは2017年に2兆7000億ドル(約294兆円)を超え、為替の影響もあるが、この期間に英国経済がやや停滞したため、カリフォルニア州が米国、中国、日本、ドイツに次ぐ第五位の経済規模になった。
テクノロジー産業のシリコンバレー、世界のエンターテイメントの中心であるハリウッド、アメリカのサラダボウルと言われ農業の盛んなセントラルバレーなどを抱えるカリフォルニア州の経済の規模が、いかに大きなものであるかを物語っているとAP通信は伝えている。高いGDPに最も貢献したのは金融サービスと不動産業で、テクノロジー企業を含む情報産業、製造業がそれに続いた。
カリフォルニア州の人口は約3980万人。日本の人口の約3分の1。現在好調な経済を繁栄し、出産による自然増と、州外からの転入者や国外からの移民で、人口は昨年30万人以上増加したという。