fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

中東情勢  NHK報道から

NHK総合おはよう日本

米国の後ろ盾でイスラエル・中東情勢の不安要因に

歴代の米国大統領で最もイスラエル寄りとされるトランプ大統領の後ろ盾を得たイスラエル
強硬路線を強め中東地域の情勢を大きく揺るがす不安要因となっている。
トランプ大統領のゆるぎない支持を受け、勢いづくネタニヤフ政権。
次の狙いは長年、敵対してきたイラン。
ネタニヤフ首相はイランの核兵器の開発計画を入手したとトランプ大統領にイラン核合意離脱を促した。
これにトランプ大統領がイラン核合意からの離脱を決定。
トランプ大統領イスラエルに偏った姿勢は地域情勢を大きく揺るがしている。
イランの対立の舞台となるイスラエル占領地・ゴラン高原ではイランからの攻撃に備え、避難用シェルター準備が行われている。
イスラエル軍は10日、大規模な攻撃を迎えた。
イラン側からロケット弾が撃ち込まれたとして、シリアにあるイランの軍事施設30か所以上を空爆を指示した。
トランプ大統領から強固な支持を獲得したイスラエル
その強硬路線がますます強まり、イランとの間で中東全体を揺るがす大規模な軍事衝突に発展することが懸念される。


NHK総合 【これでわかった!世界のいま】

米国がイラン核合意離脱・トランプ大統領の思惑は
米国のイラン核合意離脱。
イランの影響力が中東でどのように広がり、親米の国々とどう向き合っているのか。
イランはイスラムシーア派の大国で、周辺のシーア派勢力を支援。
隣国はシーア派が多数を占め、ISとの戦いでも共闘したイラク
さらに隣はシリア。
アサド政権もシーア派
シリアにイランは革命防衛隊の特殊部隊を置いている。
レバノンで総選挙が行われたが、イランが支援を続けるシーア派組織が躍進。
米国と緊密な関係を築いてきたイスラエルと、イランと国交を断絶したイスラムスンニ派の大国・サウジアラビア
イランとイスラエルの間で軍事衝突が起きている。
原油価格の値上がりなど影響が出始めている。
中東で紛争が起きた場合、日本への天然資源が輸送されるペルシャ湾・ホルムズ海峡などシーレーンにも混乱が起き、影響が深刻化する可能性がある。