ＧＢＰ/ＣＡＤのここまでの推移、今後の展望

ＧＢＰ/ＣＡＤのここまでの推移。
ＧＢＰ下落、ＣＡＤ上昇は想定通りです。

【今後の展望】
★ざっくり、英国経済よりもカナダ経済の方が今後も良好であり続ける。
★英国のＥＵ離脱の負の影響が未知数。市場はそのリスクを過小評価している。
★金利動向は、７月に見込まれるカナダ利上げがどうなるか。今後のカナダ経済指標の強さによる。
★原油価格上昇なら、カナダドル優位。その他、大豆や小麦といった穀物価格の上昇もカナダドル優位。
★米国経済が好調を維持なら、カナダドル優位。欧州経済が好調なら、ポンド優位。
★イラン、イスラエルなど中東戦争勃発はカナダドル優位。原油価格上昇要因。
★ＩＭＭシカゴ投機ポジションで、現状ポンド買い持ち、カナダドル売り持ちだが、この巻き返しはポンド下落、カナダドル上昇の一因。
★英加金利差は、英低利、加高利がこの先も続く。
★両国とも双子の赤字国だが、カナダ財政の方がはるかに健全である。

★ソブリン格付けで、英国は今後の状況次第だが、格下げされる可能性がある。

ちなみに、現在の商品相場、市況。

	価格	月初比	年初比
原油	71.10	6.2%	48.9%
天然ガス	2.81	4.6%	-18.0%
ガソリン	2.19	6.4%	38.8%
灯油	2.22	6.6%	48.7%
エタノール	1.46	-2.5%	-3.1%
ナフサ	660.11	10.1%	52.5%
ゴールド	1321.22	-1.1%	7.5%
シルバー	16.77	2.0%	1.8%
プラチナ	920.00	-0.5%	0.3%
パラジウム	992.97	3.0%	23.2%
大豆	995.46	-6.2%	3.4%
小麦	483.88	0.6%	13.9%
コットン	83.72	0.1%	1.9%
ライス	12.33	-4.3%	20.8%
チ－ズ	1.64	5.1%	6.8%
ミルク	15.27	6.0%	-2.0%
コー​​ヒー	116.40	-1.3%	-12.2%
シュガー	11.20	-7.1%	-27.8%
木材	602.70	15.0%	60.8%
キャノーラ油	532.30	1.7%	1.6%
ウール	1836.00	4.1%	19.7%
Tea	2.65	-15.3%	-15.9%
ココア	2825.00	11.1%	38.1%
燕麦	226.44	-4.7%	-8.3%
トウモロコシ	389.98	0.5%	8.0%
牛肉	9.67	-0.3%	-2.2%
リーン豚	65.28	20.2%	-16.3%
銅	3.09	1.1%	22.9%
石炭	99.75	7.6%	35.5%
コバルト	89250.0	-2.2%	64.5%
アルミ	2335.0	3.8%	23.5%
ニッケル	13819.5	0.0%	49.0%
モリブデン	25000.0	0.0%	44.9%
鉄鉱石	67.00	0.8%	14.5%