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カナダドル売り 利下げ観測&原油安

カナダ中央銀行は、政策金利である翌日物金利の誘導目標を現行の年1.75%で据え置くと発表した。据え置きは8会合連続。声明では「貿易摩擦と世界景気の不確実性が続くなか、カナダ経済の堅調さが一段と試されることになる」と先行きにやや慎重な姿勢を示した。年後半に成長鈍化を予想しているが、現時点では政策金利を据え置くのが適切と判断した。
この声明を受け、年後半にカナダの利下げ観測が浮上し、カナダドル売りが強まった。
さらに、30日のニューヨーク・マーカンタイル取引所NYMEX)で原油先物相場は3日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.48ドル安の1バレル55.06ドルで取引を終えた。米エネルギー情報局(EIA)が30日発表した週間統計で米国の原油在庫が増えたことを嫌気する売りが出たという。
週間の石油在庫統計によると、25日時点の米原油在庫は前の週に比べて1.3%増え、足元の米国内の石油在庫は過去5年間の平均を上回り、需給の緩みが意識された。

USD/CAD 米ドル以上のカナダドル

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EUR/CAD ユ-ロ急上昇

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