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リスク資産は底打ち?

ブルームバーグ
米銀JPモルガン・チェースのストラテジストは、リスク資産の大半は世界経済を覆う今の後退期では底をつけたとの見解を示した。
ジョン・ノーマンド氏ら同行のストラテジストは27日付のリポートで、同行が考えていた市場安定化と回復への条件として、リセッション(景気後退)のようなプライシングや投資家のポジショニング反転、異例な規模の財政刺激策を指摘。そのような条件は総じて満たされているとの見方を示した。
その上で、新型コロナの感染率が引き続き「ワイルドカード(不確定要素)」とし、米国や欧州で感染が減速しても感染率は依然として高いと述べた。
ノーマンド氏は「新型コロナによるリセッションの深刻さや期間を巡り感染率が不透明感をもたらす間は、高リスク市場では不安定な状態が続くだろう。しかし限定的なリスクを取ることを正当化するだけの根本的かつテクニカルな変化は十分見られた」と指摘した。
さらに「今回の後退期においては、恐らく石油市場と債務の持続可能性の問題を抱えている一部の新興国市場の通貨を除き、大半の高リスク市場は多分底をつけただろう」と述べた。
ノーマンド氏はリスク資産の大半は今年第2四半期に上向くと予測する。


なるほど、こんな見方があるので、ドル/円相場も膠着しているんっすがね。

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