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苦難の英国自動車産業

NHK
イギリスでは、EU=ヨーロッパ連合からの離脱をめぐって、先行きが不透明な状況が続いてきた影響で、自動車の生産が大幅に落ち込み、去年の生産台数は前の年を14%下回る結果となりました。

イギリスの自動車業界にとってEUは、輸出全体のおよそ55%を占める最大の輸出先で、離脱後の移行期間中にEUとの間で自由貿易協定が締結されなければ、EUに輸出する自動車に10%の関税がかかるおそれがあることを懸念しています。
イギリス自動車工業会のマイク・ホーズ会長はNHKの取材に対し「離脱のあとも先行きの不透明感は残る。EUとの貿易が今後もできるかぎりスムーズに行われるようにならなければならない」と述べ、イギリスとEUの自由貿易協定の締結の重要性を訴えました。
そのうえで「イギリスの経済が今後も成長していくためには、消費者や企業から信頼が得られるようになるかにかかっている」と話しました。