fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

英国情勢

ジョンソン首相は先週行われた総選挙で与党・保守党が圧勝したことを受け16日、組閣に着手し、来年1月末にEU=ヨーロッパ連合から離脱するため、議会で関連法案の審議を始めることにしています。
EUからの離脱の是非を最大の争点に総選挙が行われ、与党・保守党が過半数を大きく上回る議席を獲得しました。
これを受けて、ジョンソン首相は16日、組閣に着手し、新たな内閣を発足させます。
そして19日には、議会でエリザベス女王が政府の施政方針を読み上げる予定です。
また、ジョンソン首相は政権の公約どおり来年1月末にEUから離脱するため、必要な関連法案を週内にも議会に提案し、審議を始める見通しです。
与党・保守党が過半数議席を獲得したことで法案の審議は滞りなく進むとみられ、来年1月末の離脱は確実な情勢となっています。
英国がEUから離脱したあとにはEUとの自由貿易協定の締結が大きな課題となりますが、これについて離脱の影響などを扱うゴーブ担当相は15日のニュース番組で、「EUとの自由貿易協定に関する交渉は、来年末までに完結させる」と述べるなど、離脱後を見据えた議論も今後、本格化しそうです。