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ユーロ下落 弱いインフレ指標

ブルームバーグ
11月のユーロ圏インフレ率は6年ぶり高水準だった前月から低下した。欧州中央銀行(ECB)は間もなく緩和策を縮小する見込みで、12月13日には新たな経済見通しも発表する。
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が30日発表した11月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比2%上昇。前月は2.2%上昇だった。
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食料品やエネルギーなど変動の激しい項目を除いたコアCPIの11月の上昇率は1%。
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インフレ率はECBが目指す2%弱の水準を6カ月連続で上回っているものの、その主な要因はエネルギー価格の上昇だ。それでも、ECB当局者らは債券購入プログラムを年末で終了させる方針を堅持している。

まぁ、原油価格下落で、来月12月のインフレ指標はさらに低下すると観ています。利上げ観測は、さらに遠のくものと思われます。

ユーロドルは、11月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が66.4と予想の58.0を上回ったこともユーロ売り・ドル買いを誘いました。

ドイツ・フランクフルト株式相場は4日続落。本日発表の中国経済指標が予想より弱い内容となったため、同国の景気動向を受けやすい自動車株などに売りが出たという。