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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

今週はドル安

ロイター
3月の米国消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.4%下落と、2015年1月以来の大幅なマイナスとなった。新型コロナウイルスの感染拡大により一部のモノやサービスの需要が減っており、供給網の混乱による不足に関連した値上がりを相殺している。CPIは今後一段と下落するとみられる。市場予想は0.3%下落だった。
3月はガソリンや宿泊、衣料、航空費が値を下げた。前年同月比は1.5%上昇。市場予想は1.6%上昇だった。2月は2.3%上昇した。
世界経済が深刻な景気後退に陥るとの不安や、サウジアラビアとロシアの価格競争を巡る懸念から、原油価格は急落した。供給網の混乱による物価上昇を相殺するとみられる。

今週は米国の弱い経済指標ばかりを目にした。ドル安も仕方あるまい。
来週は英国の経済指標も発表される。
米国のインフレ低下でドル高という経験則は、他国のインフレがネガティブだということか。
来週に期待。