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ドル下落予想 JPモルガン・アセット・マネジメント

ドルの上昇は近く勢いを失う JPモルガン・アセット・マネジメント

中間選挙はねじれ議会という結果になり改革を遅らせる可能性高い
●積み上がったロングポジション、反転の機が熟しきっていること示唆

ドルの上昇は近く勢いを失うだろうと、JPモルガン・アセット・マネジメントが予想した。
中間選挙がねじれ議会という結果になり改革を遅らせる可能性が高いことを踏まえると、ドル上昇の勢いは選挙後に衰える公算だと、世界市場ストラテジストのジャスリン・イェオ氏(シンガポール在勤)が指摘。また、積み上がったロングポジションが反転の機が熟しきっていることを示唆していることもドル見通し悪化の理由だという。
同氏はドルのロングポジションについて、「現在は非常に混み合った状態だ」とし、「私は近くドルが弱くなると思う」とコメントした。
ドルは米国債利回り上昇などを背景に4月半ばから約8%上げたが、イェオ氏は、今後は「米国債利回りはそれほど速く上昇しないだろうし、ドルもそんなに速く上昇しないだろう」とみている。


まぁ、一般的に思われているシナリオでしょう。
ただ、ズルズルとドル安一辺倒の相場にはならないと思います。
過去の経験則で、オージー/ドルが年末あたりから年始にかけて強含むが、その程度の米ドル安じゃないかと思っています。
ドル/円の八年周期では、2019年後半からドルの本格的な下落が始まりそうに思われます。
しかし、まずはブレグジットショックの行方が注目です。