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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

金(ゴ-ルド)は沈黙

ワールドゴールドカウンシルによれば、2018年第1四半期に世界の金需要は合計973.6トン。前期比-132.3トン(-12%)、前年同期比では-73.3トン(-7%)となり、2四半期ぶりの低水準。第1四半期としては2008年以来10年ぶりの低水準となっています。需要減の要因としては、バー・コインなどの金現物投資と金ETF関連投資需要がいずれも低調となったことが挙げられています。
宝飾品需要は487.7トン。インドの需要減を中国の増加などがカバーし、全体シェアも50%台を維持。中央銀行は116.5トンの買い増しとなって、全体需要の12%を占めました。産業用は82.1トンで、シェアも8%台での推移が続きます。
投資需要は287.3トンで、需要全体の29.5%を占めます。
宝飾品と現物投資を合わせた金消費需要は世界で742.6トンで需要全体の76.3%を占めましたが、前期比-18.8%、前年比-6.0%といずれも減少。
世界の金消費需要トップ10で中国、インドに続く金消費大国は、3位米国(26.9)、4位ドイツ(25.2)、5位タイ(24.3)、6位トルコ(23.0)、7位イラン(20.0)、8位ベトナム(17.8)、9位インドネシア(14.6)、10位香港(12.7)となっています。

最近増加傾向となっているのは、イラン、ベトナム


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