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ジョン・ボルトン見参! それ、誰?なんて言わないで


【ワシントン=永沢毅】米外交・安全保障政策の新たな司令塔となる大統領補佐官(国家安全保障問題担当)への就任が決まったボルトン国連大使への警戒感が米議会で広がっている。タカ派色の強い言動が諸外国との摩擦を引き起こすとの懸念によるものだ。
「あらゆる地政学上の問題を、米軍の力で解決しようとボルトン氏が考えがちなのは心配だ」。野党・民主党のシューマー上院院内総務は22日の声明でこう懸念を表明。同党のメネンデス上院議員は「トランプ大統領ボルトン氏を自分の考えに何でも賛同してくれる人間だと考えているだろう」と指摘。そのうえで「同氏が米国の安全確保のため向こう見ずな方法をとることを忘れるな」と警告した。
共和党には表向き「素晴らしい選択だ」(マルコ・ルビオ上院議員)と評価する声が多い。しかし、同じくボルトン氏の好戦的な姿勢に批判的な向きもある。ランド・ポール上院議員は昨年、ボルトン氏の大統領補佐官への起用が取り沙汰された際に「彼はイラク戦争は正しかったとまだ信じている」と批判した。こうした声は党内にくすぶっている。
ボルトン氏は核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への先制攻撃やイランの体制転換などを主張してきた。ブッシュ(子)政権ではイラク戦争の推進を訴えた。


ついに、筋金入りの保守主義ネオコン)であるジョン・ボルトン氏が登場します。発言過激な強硬派、外交タカ派中のタカ派として知られる有名なお方です。
北朝鮮に対する先制軍事攻撃を持論としており、北朝鮮で生きることは「地獄の悪夢」と表現して騒がれました。まぁ、誰しも本音だと思いますがね。特に我々日本人を驚かせたことは、北朝鮮の脅威に対抗するために日本と韓国が核武装を検討することを主張している点です。「ナヌっ!?、日本が核兵器保有国に?」
また、「米軍の台湾駐留によって東アジアの軍事力を強化できる」、「台湾は地政学的に東アジアの国に近く、沖縄やグアムよりも南シナ海に近い」と、中国についても完全に敵視している。
これからどうなるかはわかりませんが、レーガン政権がソビエト共産党を崩壊に導いたように、トランプ政権が中国共産党を崩壊に導くのかどうか、2018年は激動の幕開けとなりました。歴史に残るような出来事が待ち受けている予感がします。
私fxdondonの予見としては今までこのブログに書いてきた通りで、「貿易戦争」「通貨戦争」、そして「武力戦争」を想定していること、世界は、Win - Win(自分も勝ち、相手も勝つ)から Win - Lose(自分が勝ち、相手は負ける)へ傾くことです。
表現を変えれば、「株式投資家さん、不動産投資家さん、Winner から Loser に傾きますよ」、「新たな Winner は金(ゴ-ルド)投資家さん、そして漁夫の利を得る日本円さん、そしてスイスフランさん」かと。