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EUR/USD 米ドル先物指数は順調に上昇

EUR/USD 本日も順調にユ-ロ下落。流れはしばらく変わるまい。

1.18を割り込むかのように思えたが、1.1825まで戻しました。

もちろん、1.182で追加のEUR売り。

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米ドル先物指数は順調に上昇している。米金利上昇の他、ドル資金確保の動きか。

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欧州中央銀行(ECB)は3月11日、緊急対策として打ち出した資産購入プログラム「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」を1兆8,500億ユーロの規模で2022年3月まで、あるいは政策理事会が新型コロナウイルス危機が終わったと判断できる時まで継続する方針を示した。さらに、資金調達環境とインフレ見通しを踏まえ、政策理事会はPEPPを通じた購入について、次の四半期は2021年の最初の数カ月間より大幅に加速するとの見通しを示した。
ECB総裁は同プログラムについて、良好な資金調達状況を達成できる場合は、必ずしもこの上限額まで資産購入を行わない一方、必要に応じて購入規模を再度調整する可能性も引き続き示した。PEPPを通じて購入し保有する債券・国債の償還後の再投資については、少なくとも2023年末まで継続するとした。

ユーロシステムによる債券・国債の購入プログラム(APP:asset purchase programme)についても、月額200億ユーロ規模の購入を継続する。緩和政策の効果を高めるため、資産購入は金利引き上げ開始前まで「必要な限り」継続するとし、APPの下で購入し保有する債券・国債の再投資については、主要政策金利の引き上げ開始以降も必要な限り続ける方針をあらためて示した。貸し出し条件付き長期資金供給オペレーション(TLTRO-III:Targeted longer-term refinancing operations)も継続する。

2023年までのユーロ下落相場を予想する根拠はこのへんにある。
さらに、現在のコロナバブルが崩壊を迎えた時、米ドルとユーロではどちらが強いか?世界の基軸通貨ドルと欧州だけの基軸通貨ユーロでは、やはり比較になるまい。