南ア経済低迷
ブルームバーグ
南アフリカの国内総生産(GDP)は7-9月(第3四半期)に前期比年率0.6%減と、今年に入り2四半期目のマイナス成長となった。農業、鉱業、製造業の生産が落ち込んだ。南ア統計局が3日発表した。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト14人の予想中央値は0%だった。前年同期比では0.1%の伸びだった。4-6月は前期比年率3.2%増に改定された。
7-9月のマイナス成長を受け、年間経済成長率は財務省が10月に予測した0.5%にも届かない可能性がある。南アの成長率は2013年以降、2%を下回り続けている。
南アフリカ 国内総生産 (GDP) (前四半期比)
結果 -0.6% 予想 0.1% 前回 3.2%
今後、ジャンク債の南ア国債の需給に影響が及ぶかどうか。