英国PMIボロボロ
英国 製造業購買担当者景気指数(PMI)
結果 48.3 前回 49.6
英国 サービス業購買担当者景気指数 (PMI)
結果 48.6 前回 50.0
ロイター
IHSマークイット/CIPSが発表した11月の英国の購買担当者景気指数(PMI)速報値は、製造業とサービス部門をあわせた総合PMIが48.5と、10月の50.0から低下し2016年7月以来の低水準となった。12月の総選挙が近づくにつれて、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る不透明感が増し、製造業、サービス部門ともに景況が悪化した。
総合PMIは、第4・四半期の国内総生産(GDP)が前期比0.2%減となることを示唆するという。
IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミストのクリス・ウィリアムソン氏は「総選挙がブレグジット関連の不透明要因に加わり、11月に生産や受注が減少しても驚きはない」とし「PMIの調査結果は、経済の基調トレンドが顕著に悪化しているだけでなく、労働市場も冷え込んでいると警告している」と述べた。
サービス部門PMIは48.6。10月の50.0から低下し、EU離脱の是非を問う国民投票直後、2016年7月以来の低水準となった。