fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

英国PMIボロボロ

英国 製造業購買担当者景気指数(PMI)
結果 48.3 前回 49.6

f:id:fxdondon:20191122194548p:plain

英国 サービス業購買担当者景気指数 (PMI)
結果 48.6 前回 50.0

f:id:fxdondon:20191122194614p:plain

 ロイター

IHSマークイット/CIPSが発表した11月の英国の購買担当者景気指数(PMI)速報値は、製造業とサービス部門をあわせた総合PMIが48.5と、10月の50.0から低下し2016年7月以来の低水準となった。12月の総選挙が近づくにつれて、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る不透明感が増し、製造業、サービス部門ともに景況が悪化した。

総合PMIは、第4・四半期の国内総生産(GDP)が前期比0.2%減となることを示唆するという。

IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミストのクリス・ウィリアムソン氏は「総選挙がブレグジット関連の不透明要因に加わり、11月に生産や受注が減少しても驚きはない」とし「PMIの調査結果は、経済の基調トレンドが顕著に悪化しているだけでなく、労働市場も冷え込んでいると警告している」と述べた。

サービス部門PMIは48.6。10月の50.0から低下し、EU離脱の是非を問う国民投票直後、2016年7月以来の低水準となった。