英国の雇用破壊はこれから
英国 失業保険申請件数
結果 33.0K 前回 13.5K
英国雇用者数(対前3ヶ月)
結果 -58K 前回 -56K
英就業者数、7─9月は約4年ぶりの大幅減
ロイター
英国立統計局(ONS)によると、7─9月の英就業者数は5万8000人減の3275万3000人と、2015年3─5月以降で最大の減少を記録した。
減少幅はロイターがまとめた市場予想(9万4000人減)を下回ったが、総選挙を控え、労働市場が悪化していることが浮き彫りになった。
賃金も伸び悩み、求人も減少した。
経営者が長期の投資よりも、解雇が容易な人員の採用を優先したことが背景とみられる。
7─9月の失業率は3.8%で、1975年初め以来の低水準。失業者は2万3000人減の130万6000人だった。
7─9月の賃金(ボーナスを含む)は前年比3.6%増。6─8月の3.7%増から伸びが鈍化し、ロイターがまとめたすべての市場予想を下回った。