円高の8月、今後の動向

円高の８月というその動向について、過去３年の推移から考察する。

2018年　　8月20日前後、9月上旬に円高の動き。

2017年　　8月20日前後、9月上旬に円高の動き。

2016年　　8月18日前後、9月上旬に円高の動き。

ここから読み取れることは、8月18日～22日あたりに8月の円高のピ－クを迎える。その後、8月末まで円安の動きとなるが、9月上旬には再び円高の動きとなる。これが経験則。

円買い筋は、8月20日あたりまで円買いで攻め、そこで利益確定にして勝ち逃げするに限る。その時につけたドル安円高のピークを最後に、その後8月末までは必ずドル高円安に動いている。ホールドしたまま8月を過ごすと、儲け損ねるというのが経験則です。

そして、8月末にドル売り円買いを構えておけば、9月上旬に再び利益確定できる日が訪れる。9月上旬というのは、米国経済指標では雇用統計の発表がある。市場では強気の雇用結果を期待するが、実際は市場予想に届かずドル下落、そんなアマノリ－なのかもしれませんね。